燃費が悪くなったのはDPFのせい?インジェクターのせい?まず自社トラックの状態をチェックしてみよう
燃費が悪くなったのはDPFのせい?
インジェクターのせい?
まず自社トラックの状態をチェックしてみよう

「燃費が悪い」は、原因によって対策がまったく違う
トラックの燃費が落ちてきたとき、多くの方がまず疑うのはDPFではないでしょうか?
警告灯が点く、再生頻度が増えた、なんとなくエンジンの調子が悪い——
そういったサインが重なると、「とりあえずDPFを洗浄しよう」という判断になりがちです。
ところが、DPFを洗浄してもすぐにまた詰まる、燃費が戻らない、という経験をしたことはありませんか?
実はこれ、原因を間違えている場合があります。
DPFとインジェクター、どちらが原因かによって対策はまったく異なります。
間違えると、費用も時間も無駄になるどころか、問題が悪化していくだけです。
まずは、自社のトラックがどのような状態かをチェックしてみましょう。
1.まずは自社トラックの状態をチェックしてみましょう

診断チェックリスト
以下の症状、自社のトラックにいくつ当てはまりますか?
インジェクター側の項目に3つ以上当てはまる場合は、DPFではなくインジェクターを先に確認することをおすすめします。
| DPFが原因のサイン | インジェクターが原因のサイン |
|---|---|
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2.なぜ原因を間違えやすいのか
両方とも「燃費悪化」や「警告灯の点灯」として現れるため、症状だけを見ていると原因の区別がつきにくいのです。
加えて、インジェクターの問題がDPFの症状として現れるという点です。
インジェクターが汚れると、まずエンジンの燃焼に影響が出ます。
その結果として発生したススがDPFに蓄積し、警告灯が点く。
DPFだけを洗浄して一時的に症状が消えても、インジェクターを改善しない限り、またすぐにススが溜まってしまいます。
悪循環の正体は?
インジェクターが汚れると、燃料が本来の「霧状」ではなく「塊」で噴射されるようになります。すると燃焼が不完全になり、大量のススが発生。
そのススがDPFに蓄積することで警告灯が点き、頻繁な再生が必要になります。

DPF洗浄は、1回あたり約6〜7万円です。
これを何度も繰り返しているとしたら、根本原因であるインジェクターを先に確認する方が、長期的なコストは大幅に抑えられる可能性があります。
3.DPFとインジェクター、どちらを先に対処すべきか?
判断の基準は、
「DPFがすぐ詰まる、または再生頻度が増えている」場合は、先にインジェクターの状態を確認する。
インジェクターの状態はG-SCANという診断機で数値として確認できます。
燃料噴射量の補正値が高い場合は、インジェクターの汚れが進んでいるサインです。この数値を見ることで、DPFとインジェクターどちらに問題があるかの判断がしやすくなります。
私たちも、最初はDPF洗浄で対応していました
実は愛グリーン運輸でも、当初はDPFの問題だと思っていた車両が複数ありました。
警告灯が点くたびにDPF洗浄を依頼していたのですが、「数ヶ月するとまた再発する」を繰り返していました。
ところが、インジェクターをG-SCANで計測してみると、複数の車両で噴射量の数値が大きく悪化していたのです。インジェクターを洗浄したあと、DPF関連のトラブルが明らかに落ち着きました。
原因の順番を間違えていただけで、長い間、余計なコストをかけていたということです。
4.まとめ
燃費悪化やDPF警告灯に悩んでいる場合、まずおすすめするのはインジェクターの状態確認です。
- DPF洗浄を繰り返しているのに再発する
- 燃費が少しずつ悪化し続けている
- チェックリストでインジェクター側の項目が多く当てはまる
このような場合は、一度G-SCANでインジェクターの数値を確認してみることをおすすめします。愛グリーン運輸では、診断だけのご相談も無料で承っています。
お気軽にお問い合わせください。


