燃費が悪くなったのはDPFのせい?インジェクターのせい?まず自社トラックの状態をチェックしてみよう

燃費が悪くなったのはDPFのせい?
インジェクターのせい?
まず自社トラックの状態をチェックしてみよう

トラックの燃費が落ちてきたとき、多くの方がまず疑うのはDPFではないでしょうか?

そういったサインが重なると、「とりあえずDPFを洗浄しよう」という判断になりがちです。
ところが、DPFを洗浄してもすぐにまた詰まる、燃費が戻らない、という経験をしたことはありませんか?

実はこれ、原因を間違えている場合があります。

DPFとインジェクター、どちらが原因かによって対策はまったく異なります。
間違えると、費用も時間も無駄になるどころか、問題が悪化していくだけです。
まずは、自社のトラックがどのような状態かをチェックしてみましょう。

1.まずは自社トラックの状態をチェックしてみましょう

以下の症状、自社のトラックにいくつ当てはまりますか?

DPFが原因のサイン インジェクターが原因のサイン
  • DPFの警告灯が頻繁に点灯する
  • 手動再生の頻度が以前より増えた
  • 再生してもなかなか正常に戻らない
  • 短距離走行や低速走行が多い
  • 燃費が半年〜1年かけて少しずつ悪化している
  • 走行中に黒煙が増えてきた
  • アクセルを踏んでもレスポンスが鈍い
  • 何となくエンジン音が変わった気がする

2.なぜ原因を間違えやすいのか

両方とも「燃費悪化」や「警告灯の点灯」として現れるため、症状だけを見ていると原因の区別がつきにくいのです。
加えて、インジェクターの問題がDPFの症状として現れるという点です。
インジェクターが汚れると、まずエンジンの燃焼に影響が出ます。

その結果として発生したススがDPFに蓄積し、警告灯が点く。

DPFだけを洗浄して一時的に症状が消えても、インジェクターを改善しない限り、またすぐにススが溜まってしまいます。

インジェクターが汚れると、燃料が本来の「霧状」ではなく「塊」で噴射されるようになります。すると燃焼が不完全になり、大量のススが発生。
そのススがDPFに蓄積することで警告灯が点き、頻繁な再生が必要になります。

DPF洗浄は、1回あたり約6〜7万円です。
これを何度も繰り返しているとしたら、根本原因であるインジェクターを先に確認する方が、長期的なコストは大幅に抑えられる可能性があります。

3.DPFとインジェクター、どちらを先に対処すべきか?

判断の基準は、

インジェクターの状態はG-SCANという診断機で数値として確認できます。
燃料噴射量の補正値が高い場合は、インジェクターの汚れが進んでいるサインです。この数値を見ることで、DPFとインジェクターどちらに問題があるかの判断がしやすくなります。

実は愛グリーン運輸でも、当初はDPFの問題だと思っていた車両が複数ありました。
警告灯が点くたびにDPF洗浄を依頼していたのですが、「数ヶ月するとまた再発する」を繰り返していました。
ところが、インジェクターをG-SCANで計測してみると、複数の車両で噴射量の数値が大きく悪化していたのです。インジェクターを洗浄したあと、DPF関連のトラブルが明らかに落ち着きました。
原因の順番を間違えていただけで、長い間、余計なコストをかけていたということです。

4.まとめ

燃費悪化やDPF警告灯に悩んでいる場合、まずおすすめするのはインジェクターの状態確認です。

  • DPF洗浄を繰り返しているのに再発する
  • 燃費が少しずつ悪化し続けている
  • チェックリストでインジェクター側の項目が多く当てはまる

このような場合は、一度G-SCANでインジェクターの数値を確認してみることをおすすめします。愛グリーン運輸では、診断だけのご相談も無料で承っています。
お気軽にお問い合わせください。